今日は旅先でブログ更新。私はカフェを作るにあたり、全国から人の集まりやすいところを探している。オフ会の会場になれば良いし、3時間程度のちょうど良いドライブルートの途中になれば、さらに良い。
そんなわけで、年末が近いにもかかわらず、お泊まりで土地探し。一度買ったらもう、戻れない。入念に調べないとね。
今日のお泊まりは長野県某所の「旅籠屋」だ。家族4人で泊まっても13,200円。大きなベッドが2つあるから、4人なら結構広々寝れるのだ。まこまち家の家計を助ける、お財布に優しい素晴らしい宿である。
街中で晩御飯を済まし、旅籠屋では今日見た土地の検討をする。人通りが少ないとか、入りやすくオープンな店にしようとか、この街には活気が無いとか。私の職種は流通業に属するから、新規オープンのお店はたくさん見てきたし、潰れたお店もよく知っている。流行るか流行らないかは、多少はわかるつもりである。
そう言いつつ、旅はやはり楽しいので、地酒をグイッと胃袋に流し込む。寒い地域の熱い酒は、ドライブの疲れを癒してくれる、のではあるのだが。
ここまでは、よかった。ここからが、焦ったのだ。
手元のApple Watchに目をやると、外気温はマイナス6度となっていた。ハハハ、道理で寒いわけだ、路面の凍結も納得の寒さなんだな、やっぱり暖炉は欲しいよなあ、なんてケタケタ笑って喋っていた。
娘ちゃん え、マイナス6度なの?さむー
まこまち スタッドレス履いているから、路面が凍っても大丈夫なんだよ。
娘ちゃん ふうん。車にジュース置きっぱなしにしたらどうなるんだろう?
まこまち 氷点下なんだから、凍るんじゃない?
娘ちゃん アイスキャンディーの出来上がりだね!
いっぱしの女子高生の黄色いお喋りに、あれれと、嫌な感覚が脳裏に走る。アイスキャンディー、だと?
軽油って、何度で凍結するんだっけな。確か、寒冷地で給油して混ぜると良いとか、そんな記事を読んだ気がする。えーと、えーと。
■12月の軽油使用ガイドライン
地方 | 軽油の種類 | 流動点 |
---|---|---|
関東 | 2号 | マイナス7.5度以下 |
中部山岳 | 3号 | マイナス20度以下 |
ズモモモモ、これはやべぇー・・・
まこまち ママちゃん・・・ :(;゙゚’ω゚’):
嫁ちゃん えっどうしたのその顔。
まこまち ガソリンスタンド行かない?
嫁ちゃん なんで?
まこまち 軽油、マイナス7.5度で凍るって。
嫁ちゃん 今何度なの?
まこまち マイナス6度。
嫁ちゃん まずいじゃん(ㆀ˘・з・˘)
怪訝な顔を見せる家内に、ガススタ行きを説得する。V50のサイドを擦られた苦い記憶が蘇るが、広いこちらの道であれば大丈夫に違いない。なんなら、危なくなった瞬間にステアリングを横から触っても構わない。明日の朝に動かないという致命傷、これが怖くてたまらないのだ。
まこまち 最低気温は市街地でマイナス7度だってぇ(汗)
嫁ちゃん お酒飲んじゃってるじゃん?
まこまち ママは飲んでないでしょ?
嫁ちゃん 私が運転するの!?
まこまち ちゃんと操作を教えるから(;ω;)
そう、家内は我が愛車 Peugeot308SW 1.5D を運転したことがなかったのだ。このクルマは私がとても気に入ってるからと、ステアリングを握ろうとはしなかった。渋々うなずいた嫁ちゃんは、私のガイドで308を運転し、ガソリンスタンドに到着した。
軽油を入れる。都心より10円高いが、構わず入れる。寒冷地では凍結温度が低い軽油が給油できる。都心で給油した軽油と混ぜれば、少なくともマイナス7.5度では凍らなくなる。
結果、16リットルも入ってくれた。
今まで、給油量が多かったことで喜んだ事はなかっただろう。まるで、つまっていた◯◯◯がたっぷりと出たような、スッキリした笑みがこぼれたことを自覚する。どうして酒を飲む前に気づかなかったんだ、という反省は忘れている。結果オーライとはこのことだ。
まあ、こんなお茶目なところもあるのもディーゼルの良いところ・・・いや、ディーゼルは計画的に、かな?以上、現場のまこまちからのレポートでした。さむぅ。
コメント