お正月の下田旅行で海産物にありつけなかった話

下田の海 旅行記

「この年末年始を海外で迎えたいという旅行者の出国ラッシュで」という言葉を、多分今年も聞かない事でしょう。理由は述べるまでもないけれど、正常な世界に戻るにはあと一年はかかるのかな。新しいコロナ株は、弱毒化されていると言われている。これ以上犠牲者の増えない事を願いたい。

 

ならば、国内旅行をしようという人は増えるのかな。少しでも観光地にお金を落としたい人、正月の準備が面倒な人、日本人一億人がそれぞれの思惑で動こうとしています。

 

そんな中、私がオススメしないプランがあるので聞いてほしい。これはつまり準備不足ではあるのだが、同じような過ちに陥らない為の私からのメッセージ。旅行記としてお伝えしますよ。

 

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冬!お正月に食べたいのはやっぱり、海産物でしょう。マグロに数の子、シャケやサーモン、カニ鍋なんてのも嬉しい。私はコハダが大好物(^ ^)

 

なら、海産物が美味しいところでお正月を過ごすなんて良いんじゃない?それも出来るだけローコストで!というわけで、元旦出発二泊三日の素泊まり旅行。初日の夜の「おせち」だけはコンビニでひとつチョイスして、いざ行かん、下田の海!

 

皆んなが家でゆっくりしている最中に、東名高速西へ西へ。まずは沼津で旨いものっと♪高いテンション、空回り。到着した沼津港では、お店はほとんどやっていなかった。

 

お正月は漁師さんは海に出ませんからね

 

ああ、そうだよね、皆んなお休みしたいよね。沼津港であけていてくれたお店さんは、年末に仕入れた食材で私たちを出迎えてくれていた。むむう、これは嫌な予感だ。

 

下田の海鮮丼

 

下田について、海遊び。真冬のホテルのビーチには人は全くいないから、完全に私たち家族のプライベートビーチになった。波打ち際で子供ははしゃぎ、強い風はタコを高々と舞い上げた。

 

そもそも、海水浴が大の苦手な私である。海に潜るくらいなら、ジェットコースターの方がマシ、飛行機の方がマシ、スペースシャトルの方がマシなくらいに苦手である。潜らずに済む冬の海は、どうやら意外と私との相性も良いようだ。

 

「パパが貸し切ったんだよ」とか見え見えの嘘をついて、えーとかわーとか言いながら満面の笑みではしゃぐ子供たちを見て、時間の経過を忘れて過ごす。

 

下田の海

 

これは良い思い出ができたもんだと、疲れ果てた子供をホテルに残し、私は晩の酒を探す。うーん、酒屋、酒屋、当然お休み。下田の駅前のスーパーだけがやっていた。

 

営業時間を見てみると、夜の7時で終わりとなっている。元旦だから仕方がないが、翌日2日も同じようで。

 

スーパーの営業時間は、その地域の活動を反映している。元旦、2日と7時終わりなら、2日の人出は元旦並み。周りの店々は軒並みお休み。ああ、観光客はホテルで食事と決まっているのだと、今更ながらに納得した。

 

夜、ホテルでコンビニおせちと、スーパーの惣菜お寿司で楽しく過ごす。おせち持参プランは大正解ではあったものの、明日の食事はどうなるだろう。まさかの観光地での食事のなさに、多少の不安を抱きつつも、柔らかいベッドを楽しむのだった。

 

つづきます(^ ^)

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