大月で震度5弱。びっくりしましたね。内陸の地震は珍しくないけれど、富士山周辺だと関東に住む私はとても気になる。もちろん、東日本の余震も気になるけれど、昔からいつ富士山が噴火するの?みたいな話はあるから、その前兆なのではないかとビクビクする。
とはいっても、関東は地震ではビクトもしない。5弱くらいではちっとも。電車はしっかり走っているし、東日本の時でさえ、バスは走っていたのだから。雪のときはいつもノックダウンなのですけどね(笑)
「ブラタモリ」という番組、私は録画して見ています。タモリさんとNHKのアナウンサーが、ぶらりぶらりと全国の地質を見て回る番組。地質関係に精通しているタモリさんが、山・川・崖を見てこれはナニナニ岩だとか、こういうふうにできたとか、そんな話をする。最初は、カンペが用意しているんじゃないの?とか疑っていたけれど、たまに外すものだから、しっかり自分の知識で話しているのだろうなと感じだしたら、番組が面白くなった。
いやはや、ネガティブ思考はだめですね。ポジティブに、ポジティブに(笑)
それで、これは私も結構好きなネタなのですが、「糸魚川静岡構造線」の話が最近出た。ホッサマグナと言われる、日本を分断する大きな溝の西端にある、大きな地層の分岐点。この線上には「いつか見てみたい!」が沢山ある。日本海側から塩を運んだ「塩の道」、単線・単行列車の走る「大糸線」。戦国時代に地の利を生かして建てられた「松本城」。4つの社から構成するという不思議さ抜群の諏訪大社、神が渡る御神渡りが有名な「諏訪湖」。日本酒も美味しいよね。
さらに南下すると、今は中央新幹線工事にわく「大鹿村」。近くには「ゼロ磁場」というところも。一度宿泊したけれど、「中央構造線博物館」に行き忘れていた。もったいないことしたなあ。よく調べればよかったです。ここから静岡方面には諸説あって、どこが構造線なのかは確認できないみたいです。いずれ判明するのかな?
「ブラタモリ」で面白いのは、行く先の名勝地を巡るのではなく、山奥だとか、河川敷だとか、あくまで地質に関わるところだけを見て回るところ。私も、人の混雑が嫌いなのでよく言われる「人の居ない 何もないところ」が結構好きです。こういう、名前のないところを巡って、勝手に名前をつけて勝手に名勝地にするのも、楽しいかもしれませんね。
赤いボルボV40、久しぶり(^^)あれ、大鹿村は糸魚川静岡構造線の南側だけど、こっちも「塩」ですね。でも、こっちは運ぶというよりは風呂。大鹿村は全体的に水に独特の匂いがつく。温泉の塩とも関係するのかな?
糸魚川静岡構造線、やっぱり興味が尽きないです。もう少し時間をつくって、巡ってみたい気がしますね。
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