前回からの続きです。
下田素泊まりお正月連泊プランで、初日はなんとか持参したおせちで凌ぐことができた一行。伊豆の荒波は初下田勢にはあたりが強く、元旦は食事をするのもままならない。さて、あと2日はどうしようか?(今回は大きな写真を少し多めに掲載中。)
まあ、案ずるより行動すべき。我々の初日の出を見届けると、やはりお腹がぐうと鳴る。前日のあまりものをパクパク摘んで、いざゆかん、本当の下田を発見する旅を!
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下田港には、黒船を象った観光船が着いていた。下田港をぐるりと遊覧するらしい。私は少し首をかしげてみせる。乗り物は移動する為のものであって、元の場所にもどるはケシカランと考えるからだ。最近は初日の出を見るためのフライトプランがあると聞くが、今や貴重な化石燃料を移動以外に使うなんて、人様のエンジョイだけのエネルギー消費はとてもカッコ悪いと思う。(ドライブは目的地があるから良いのだ・・・)
しかし、貴重な体験は捨てがたい。自らのポリシーを曲げることのできる柔軟さ、発揮しようじゃありませんか。
フェリー、楽しすぎます。下田港、美しすぎます(^^)
黒船をとりまくカモメに、娘は餌付けを楽しんでいる。「見て!私の投げたご飯、食べてくれる!!」と笑みを通り越した激しい感動を顔にうかべ、下手をすれば餌を投げた腕ごと海に落ちそうな勢いを、何度も何度も繰り返す。たった30分の周遊航路も、子供にとっては楽しそうで。
私はといえば、接岸するときのエンジン音をじっくり味わう。不意に大きくなるエンジン音と、接岸ぎりぎりで桟橋に平行になるテクニック。御託を並べてみたものの、なんだかんだの乗り物好き。
昼前、下田駅前で開いているお店を探す。お昼ご飯をホテルでとる人は少ない。観光地ならば絶対に飲食店が開いているはず!
予想は的中(^ ^) やはり漁は無いようだけど、なかなか美味しい海鮮丼にありつけました。下田で海鮮丼という目標をクリア〜
美味しい下田はまだまだ続く。南国らしく一足早いいちご狩り♪
伊豆という土地は中々好みで、海水浴がメインだろうから遊んだりお土産買ったりするようなスポットは少なめ。観光地のような派手さというより、ひとつのエリアで長くゆったり出来る空気が流れてます。
とくに伊豆半島南側は、そんな空気が濃いめだから、ホテルに滞在していても飽きることも特になく。お正月らしく餅つきのイベントも開催されて、まわりのペースに流されながら楽しい時間が過ぎていく。少し車で流したって、雄大な大自然と大海原がいつまでも続くから、コンクリートジャングルに住む私たちには新鮮な景色をずっと楽しむ事ができるんです。
お正月のご飯は下調べして、しっかり計画しておけば、程よく空いていてお正月らしくゆっくり出来る。南伊豆下田には、厳しい冬とは少し違うゆったりと気持ちの良い空気が流れていました(^-^)
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